身体の土台”仙骨”と副交感神経の関連性
仙骨とは、体のほぼ中央にあり、全身206個の骨のうち、200個を支配しています。
身体の土台として全身の機能(筋肉、内臓、器官など)をコントロールしている身体にとってとても大切な部分です。
骨盤の中央、背骨の下部に逆三角形をした骨があります、これが仙骨です。
エネルギーの貯蔵庫とも言われています。
そして、仙骨の前には自律神経が通っているんです。
体の中で人工では代用できない骨が二つあり、それが「仙骨」と「蝶形骨」です。
蝶形骨は頭の骨のひとつで、背骨を通して仙骨と繋がり、関連し合っています。
この動きが連動することにより脳脊髄液の循環がスムーズになり、自律神経やホルモンバランスが整えられます。
「仙骨-背骨-蝶形骨」の関係をわかりやすくたとえると、仙骨を持ち手とした「皿回し」のような関係と言われています。
なんとなく続く不調の多くは、この仙骨と頭蓋骨(蝶形骨)の歪みにより、自律神経の機能低下と、血流の悪化が起こることが原因となります。
身体の大黒柱である背骨を支える仙骨は、身体の土台の役割をしている仙骨ですが
実は、なんとなく続く不調には、この仙骨を温めることで大きな効果が出るのです!
仙骨を通る自律神経は、身体をリラックスさせる働きを持つ、副交感神経です。
なので、仙骨を温めることで副交感神経が優位になると、緊張や興奮を落ち着かせ、イライラを抑えてくれるのです。
温める方法は、シャワーがおススメです。
寒い時期などは、カイロを張っても良いですね。
身体の土台である仙骨は非常に重要な役割を担っています。
普段からできるでけ温めるように意識して、副交感神経の働きを高めていきましょう。