こんなにあったの?!睡眠不足が引き起こすリスクとは!

人生の中でも4分の1~3分の1を占め、脳の休息と心身のメンテナンスという重要の役割をする睡眠ですが。
日本人は他国に比べ睡眠時間が少なく、「不眠大国」とも言われています。

睡眠時間が少ない理由は、役割による時間の問題や、寝たくても眠れない身体の構造の問題、など様々なものああげられますが、
そんな睡眠不足で起こるリスクを紹介していきたいと思います。

1.”肥満に影響する”

睡眠不足は肥満に影響します。
海外の研究によると、1日あたり6~7時間睡眠の人が最も肥満度が低く、それより睡眠時間が短くても長くても、肥満度は上がることがわかっています。
4時間以下の睡眠なら、肥満率が73%にもなるとのことです!
睡眠不足が肥満に影響するのは、「レプチン」という食欲抑制ホルモンよりも、「グレリン」という食欲増進ホルモンが活発になるのが原因です。
色々忙しい時期に睡眠不足が続き、どか食いや間食が増えて太ってしまった経験ある方多いと思います。
それはそのためですね。

2.”寿命に関わる”

睡眠不足は寿命にも関わります。
しかしながら、これは短時間睡眠だけが影響するのではなく、睡眠時間が長すぎても影響するそうです。
アメリカのカリフォルニア大学の研究によると、通常の睡眠時間が6.5~7.4時間の人の死亡率が最も低かったとのこと。
6.5~7.4時間より短くても、長くても死亡率は上昇するようです。

3.”作業効率(生産性)が低下する”

睡眠は、脳と体を休ませるためにも重要です。
睡眠不足になると、明らかに作業効率(生産性)が低下するのは、多くの人が経験しているのではないでしょうか。
たとえば徹夜したあとに運転するのは、飲酒運転なみのリスクだと言われています。
仕事などでも、頑張らなきゃいけない時に思考力が低下したり、やる気がどうしても起きなかったりしたら大変ですよね。

4.”高血圧・糖尿病・自律神経失調症などのリスクを高める”

睡眠不足は、高血圧や糖尿病といった病気のリスクも高めます。
睡眠不足によって、交感神経と副交感神経のバランスが崩れると、血圧が下がりにくくなり、高血圧が常態化します。
また、コルチゾールなどのストレスホルモンが分泌され、血糖値を抑制する機能も弱まる。
これらの現象が高血圧や糖尿病につながるのです。

5.”うつ病の原因になる”

睡眠不足はうつ病の原因にもなります。
睡眠不足によってうつ病になる原因は、神経伝達物質のセロトニンとノルアドレナリンの不足。
幸福ホルモンと呼ばれる「セロトニン」が不足すると暗い気持ちになることが増え、興奮を促すノルアドレナリンが不足することによって、無気力になることが増えてしまうのです。
どうしても前向きに捉えられず、マイナスな方に考えがいきやすくなってしまいます。

睡眠不足が原因となる病気・症状は多岐にわたります。

* 不眠症
* 睡眠障害(入眠障害・睡眠過多など)
* アルツハイマー型認知症
* 心血管疾患
* 肝・腎臓器疾患
* 癌(がん)
* 風邪
* インフルエンザ

睡眠不足を感じながらも、頑張らざるを得ない状況の方も多いかと思います。
しかし、そうした時こそしっかり睡眠を工夫して、自身の対処法を身につけることが大切です。

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