痴呆予防だけではない?指先刺激と自律神経の関わりとは?
"指先を動かすと痴呆予防になる" という話を聞いたことはありませんか?
”指を動かす”という動作
実は、自律神経の乱れを整える事に効果的なのです。
先日、ご年配の方でこんな悩みを抱えたいる方がいらっしゃいました。
「最近物忘れが激しくて・・・
夜も眠れなかったり、何もしていないのに、疲れがどんどん溜まっていくような感じがする。」と仰っていました。
詳しくお話を聞かせていただくと、
「最近まで洋裁の仕事していたが、仕事を辞めてからは指先を使う事がほとんどなくなった!」のだとか・・・。
私達は毎日の生活の中で、指先を使って細かい作業をしています。
パソコンや携帯電話の小さなキーを押すのも、洋服のボタンを留めるのも、小銭入れから1円玉や5円玉をえり分けて出すのも、
紐を結ぶのも、本のページをめくるのも、全て指先の仕事です。
普段、私達は何気なく、指先を使った動作をしていますが、実は指先の微妙な動きは非常に多くの脳の神経細胞によってコントロールされて初めて可能になっているのです。
なので、年齢とともに神経細胞の働きは衰える為、指先の感覚が鈍くなって、誰でも細かい作業がやりにくくなります。
ですが、私達の身体は元々、自ら回復出来る力が備わっています。
仕事や遊びで指先をよく動かす事で脳は刺激され、鈍くなった神経細胞の働きを再び回復させる事が出来るのです。
さらに、指先を使う事で記憶力や判断力に関係する”アセチルコリン”や”ドーパミン”
幸せを感じる”セロトニン”や”オキシトシン”等の脳内の神経伝達物質も活性化されるのです。
他にも”指先を動かす”という動作は、痴呆の予防だけでなく、
自律神経の働きであるONとOFFの切り替えも上手く出来るになります。
その効果で、物事に対する”やる気”が湧いたり、深い”リラックス”が自然と出来て
日常生活もより良いものにする事が出来るでしょう。
Fee'zでは、ハンドマッサージスクールを運営しております。
手や指先に刺激を与える事で
指先を使ったのと同じか、場合によってはそれ以上の”脳機能回復効果”も期待できます。
簡単に出来て、効果的なセルフケア(ハンドマッサージ)のやり方等もご提案させていただきます。