”上部頸椎”の特異な構造とは?
上部頸椎は7つ首の骨(頸椎)のうち上から2つの事をいいます。
上部頸は生命維持機能に関わる脳幹に極めて近い位置にある為、上部頸椎の歪みは直接的に人間の自律機能に影響を及ぼす最も重要な部分です。
しかし、最も重要な位置にありながら、この上部頸椎が歪んでしまっている方はとても多いというのが事実です。
そして脳幹が圧迫され、当然気付かぬうちに身体の不調は増していく一方。
はたしてそれは何故起こるのか?
それは、上部頸椎の他とは異なる構造にあります。
上部頸椎は、位置からもわかる通り頭の重さ(標準5キロ)を直接支えています。
そして頭を前後左右に動かす際の関節部分にもなります。
頭は様々な動きが可能ですがそれは、上部頸椎の特異の関節構造からなっていて
上部頸椎を二つに分けると
頸椎1番(環椎)・・・リング状の形をしている
頸椎2番(軸椎)・・・歯突起という突起がある
このリングの中を歯突起が通りその上に後頭骨が乗っかる事で、自由自在な頭の動きを可能にしています。
故に関節はとても不安定で、姿勢の乱れにより簡単に歪みが生じてしまうのです。
カイロプラクティックでは、上部頸椎を整えることが全ての不調を解決に導くとまで考えられています。
姿勢のズレによる緊張や、神経系の乱れによる負担により、
上部頸椎が歪みが生じることにより、身体は本来の機能を発揮する事が難しくなってしまいます。
漠然とした不調を感じる場合は、自律機能に影響をきたしていることもあります。
人間の身体の最重要パーツである上部頸椎を整え、本来のパフォーマンスを取り戻していきましょう。