睡眠負債とは?

「睡眠負債」とは?
日々の睡眠が足りないことによって、心身に深刻なマイナス要因が積み重なっていく状態のことです。

《気づかないうちに脳が瞬間的な居眠りをする!》

睡眠負債があると日中のパフォーマンスにどんな影響があるのでしょうか?

アメリカの研究で
内科などの夜勤がある科と、夜勤がない科の医師20名の翌日の覚醒状況を比較したもの。
具体的には、タブレット画面に図形が約90回出現する画像を5分間見て、図形が出るたびにボタンを押すというものです。

その結果、夜勤のない科の医師達は正常に図形に反応しましたが、夜勤明けの医師は図形が約90回出現するうち、3・4回も数秒間反応
できませんでした。
何より驚かされるのは、反応しない間、医師達は眠っていたという点です。

「夜勤明けの医師達が陥ったこのような状態を"マイクロスリープ(瞬間的居眠り)"といいます。
1秒足らずから10秒程度のごく短い眠りで、脳を守る防御反応ともいわれています。
マイクロスリープの怖いところは、ほんの数秒であるがゆえに本人も周囲も気がつかないところ。
夜勤や徹夜などの極端な寝不足ではなく、日常の睡眠負債が積み重なることによっても起こる可能性があります」

重要な商談中に、料理中に、運転中に、もしマイクロスリープが起きたら…。

睡眠負債は日中のパフォーマンスを悪くし、生命が危険な状況をも招きかねないのです。

さらに、睡眠負債は肥満や糖尿病、高血圧などの生活習慣病や、アルツハイマー型認知症にかかりやくなるなど、さまざまな悪影響を及ぼす
ことがわかっています。

だからこそ、素早く睡眠を改善することが大切です!!

かといって、睡眠不足が良くないのは分かっていても、いきなり毎日の睡眠時間を大幅に増やすことはむずかしいもの。

週末の寝だめでは、睡眠負債は解消できません。

そこで、睡眠の『質』を上げる事が重要なのです!!

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