知っておきたいセラピストのあるある悩み5選!

セラピストを目指そうと色々調べていると、実際に働いた時にどんな悩みを抱えそうか不安になることありませんか?またすでに働いている人も、なんとなくモヤモヤしていることがあってやりづらさを感じることはありませんか?
今回はそんな方々に向けて、実際の現場経験をもとにセラピストが感じやすいあるあるなお悩みとその解決策を5つご紹介したいと思います!

 

目次

リアルな声!セラピストのあるある悩み5選

現役セラピストがお伝えするやりがいや魅力

まとめ

リアルな声!セラピストのあるある悩み5選

現場経験豊富な講師に聞いた、セラピストが感じるお悩みを厳選して5つご紹介します。対策も合わせてご紹介しますので、ぜひご参考にしてください。

 

①腰痛や腱鞘炎になる

セラピストは、自らの身体を使ってサービスを提供する仕事です。そのため、身体の使い方を間違えたり、酷使したりすると、本来人の身体を癒す職業のはずが、施術者自身がケガをしてしまうという本末転倒な事態になりかねません。

ケガとして多いのは、腰を長時間低くして施術を行ったり、集客のための声かけなどで長時間立ちっぱなしであることが原因で起こる腰痛です。
また、手首や指で施術をすると、腱鞘炎になってしまう方も多いです。

対策としては、①ケガをしたらすぐに応急処置をすること②ケガをしないために日頃からケアを心掛けること③身体に負担のかからない施術方法を身につけることです。

①ケガをしたらすぐに応急処置をすること
痛みを感じたらすぐに安静にして、各症状に合わせた応急処置を実施しましょう。セラピストは身体が資本なだけに、ケガを長引かせないのもプロとして必要な要素です。

②ケガをしないために日頃からケアを心掛けること
セラピストをしばらく続けていると、どこに負荷がかかるか、どういうケガをしがちなのかがわかってくると思います。施術の前後に手首や腕を伸ばしたり、腰を支える筋肉を伸ばすストレッチをするなどして、日常的にケアを取り入れることで、未然に防ぐことができます。また自分自身でストレッチをやっておくと、いざお客様にストレッチを伝えるときの意義や続けることの難しさなども実感を持って伝えることができます。

③身体に負担のかからない施術方法を身につけること
ケガをしない対策として最も効果的なのは、身体に負荷のかからない施術を方法を身につけることです。セラピストがケガをするのは、施術が原因であることがほとんどです。そうだとすると、施術における自分自身の身体の使い方をマスターした方が、当然ケガにもなりづらいです。
また、施術効果が高い施術は、セラピスト自身の余計な力が抜けて、自然な体重移動だけで圧をかけることができる施術で、お客様の身体もそちらの方が、緊張せず筋肉が緩みやすいということもあります。


②技術に自信を持てなくなる

スマホの普及、コロナによるテレワークの増加により、慢性的な腰痛、肩こりに悩まされる方や、そこから派生して自律神経が乱れ、頭痛、めまい、不眠などの不定愁訴まで、お客様のニーズは日々多様化しています。
その声に一生懸命応えようとすると、特に経験年数が浅いと、自分自身の技術不足を感じて、自信を持てなくなってしまいます。

自信がセラピストの施術は、お客様は必ず感じ取っています。
堂々と施術ができるように、常日頃から心掛けておきたいですね。

対策としては、①毎日解剖学の本を読むなど、勉強を欠かさないこと。そして②空き時間を活用してお互いに練習すること。などが考えられます。
①の解剖学等の身体の勉強については、プロとして当たり前の武器(知識)を常に手入れしておいていつでも戦える状態を作っておくと良いでしょう。

②の練習は、相手が必要なので、新人さんには中々難しいところもあると思いますが、インプットしたこと・勉強会などで獲得した技術を実践してみると、自分自身の施術に対する想いが変わるかもしれません。

 

③あん摩マッサージ指圧師、柔道整復師と混同される

整体師やセラピストは、お客様に同じような職種として、あん摩マッサージ指圧師や柔道整復師などの職種と勘違いされることも多々あります。

それぞれの国家資格が具体的に何ができるのかを把握しておくことで、自分の中で線引きができ、お客様にも堂々と伝えることができるでしょう。

あん摩マッサージ指圧師…体の痛みやこりなどの症状を訴える人たちに対して、主に手や指などを用いて押し・揉み・叩きなど力学的な刺激を身体に与える指圧・マッサージにより身体のこりをほぐし血行を良くしたり、脊椎のゆがみを矯正することにより、症状の緩和・改善、体力回復、健康増進を図る。
引用:職業情報提供サイトジョブタグ

柔道整復師…スポーツや日常生活の中で生じた、打撲、捻挫、脱臼及び骨折などの各種損傷に対して、外科手術、薬品の投与等の方法ではなく、手を用いた応急的若しくは医療補助的方法により、その回復を図る。
引用:職業情報提供サイトジョブタグ

 

 

④お客様とのコミュニケーション

一対一のコミュニケーションを密にとるのがセラピストとしての大きな役割の一つです。コミュニケーションに苦手意識があると、それ自体も億劫に感じてしまったりするかもしれません。また、お客様からダイレクトに「痛い!」「本当に効いているの?」などと言われると、最初はびっくりして参ってしまうかもしれません。

そんな方は、コミュニケーションは技術であるということを知って、施術同様練習することが改善の秘訣です。たとえ苦手意識があったとしても、コミュニケーションは完全に義jつなので、練習するすれば必ず上達するものです。具体的なトークを書き出して声に出して読み上げる、ロープレをするなどして、回数を重ねることで徐々に克服していきましょう。

また、体系的なコミュニケーション技術を学ぶこともありかもしれません。

⑤世間の休みの日が仕事になる

セラピストにお客様は、自らの身体や心の癒しを求めてお店にいらっしゃいます。そのため、日常生活から離れた休日や遅い時間帯はどうしても繁忙期になりがちです。

世間の動きに合わせて休みが取れないのは確かに気になるかもしれません。家族で遠出がしたいなどどうしても休みたい場合は、事前に職場に相談しておくといいでしょう。

また、世間の休みが仕事であるということは悪いことばかりではありません。シフト制だと平日が休みになることも多く、休日だと混んでいるところもスムーズに利用できたり、役所などにも行きやすいなどメリットもあります。


現役セラピストがお伝えするやりがいや魅力

ここまで、セラピストが陥りがちなあるある悩みについて触れてきました。しかし、セラピストの仕事は悩むばかりではありません。
むしろセラピストならではのやりがいや魅力があるからこそ、多くの人が憧れ今も続いている職業がだと言えるでしょう。

セラピストならではのやりがいや魅力は、次の3つがあげられます。
①手に職をつけて、自分の力で稼ぐことができる。
②自分次第で、成長・自己実現を実感できる。
③お客様から感謝され、学ぶことが多い。

①手に職をつけて、自分の力で稼ぐことができる。
兼業・副業、独立が当たり前のこの時代。自分の力で稼ぐことができるスキルを持っていることは、この時代を戦い抜く上で、重要な要素です。セラピストは施術をすればするほど自分の稼ぎになります。

②自分次第で、成長・自己実現を実感できる。
人の身体癒す、健康に導くといっても、様々なアプローチ方法、スキルや理論があります。お客様のニーズが多様化する中で、自分の意思で、勉強し、実践することで、解決できるお客様の幅が広がり、成長と自己実現を実感いやすくなります。

③お客様から感謝され、学ぶことが多い。
実務経験が多い講師陣が一番やりがいに感じているのが、この部分です。施術を受けにいらっしゃるお客様は、痛みをおっています。しかし、その痛みの原因は、長時間の同じ姿勢、日常生活の偏った動きのような身体的な側面だけでなく、ストレスなどの心理的な側面まで、多岐にわたります。その要因が何なのかを、とことん追求し、お客様と共有しともに課題解決に向かうことができるというのは、セラピストだからこそ味わえる特権なのではないでしょうか。


まとめ

今回は、セラピストが感じやすいあるある悩みをご紹介しました。今後セラピストを目指されている方、今現職でセラピストをされている方の参考になれば幸いです。

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です