ある日突然「ゴーーー」という音が聞こえた。
静かになると「キーーーーーン」と高い音が聞こえてゆっくりできない。
そんな症状”耳鳴り”の症状。
病院に行ったら薬を出されて様子見をして、すでに1年半・・いつになっても良くならない
そんな耳鳴りの症状を訴えご来店される方はとても多いです。
耳鳴りは原因の特定が極めて困難で、解明されていない点も多くあります。
しかし、根気よく身体と向き合い緊張を緩め、脳の血流量が正常に戻っていくと
長く耳鳴りが続くような場合でも、徐々に気にならない程度まで症状を軽減していきます。
当店にいらしている方は、
”去年の今頃と比べると、明らかに耳鳴りが気になる頻度が少なくなっている”
”伴う頭痛はすっかりなくなった”
などの声を頂きます。
耳鳴りとは何なのか?
電話で話している間、仕事のプレゼンテーション中、あるいは単に静かに座っているときなど、いつでも、どこでも、耳鳴りは起こります。
誰も聞こえない、音源がない騒音が聞こえます。
他の人には正確な音は分かりませんが、困っているのはあなた一人ではありません。
世界の人口の10~15%が定常的に感じていると言われています。
耳鳴りはごく一般的な症状ですが、人によって少しずつ異なります。
耳鳴りには、本人にしか音が聞こえない「自覚的耳鳴り」と、他人にも聞こえる「他覚的耳鳴り」があり、耳鳴りを訴える患者さんの多くは、自覚的耳鳴りです。
一方、他覚的耳鳴りは体の内部に音源があるため、聴診器を当てれば周囲の人も音を聞くことができます。
また、音によって「ブーン」「ボー」「ゴー」というような低い音の「低音性耳鳴り」と「キーン」「ピーン」といった金属音や電子音に似た「高音性耳鳴り」があります。
私たちが普段、感じる音は、「空気の振動」であり、耳鳴りは耳のしくみや働きと密接に関わっています。
耳は外耳・中耳・内耳の3つの部分からなり、外から入ってきた音の振動は、外耳、中耳を経て、内耳に送られ、内耳の「蝸牛(かぎゅう)」という器官で電気信号に変えられたあと、
神経(蝸牛〈かぎゅう〉神経)を通って大脳に送られ、初めて「音」として認識されます。
耳鳴りは、このルートのうち、内耳に「異常興奮」が生じて起きると考えられます。
本来「空気の振動」により常に鳴ってるものが、「異常興奮」により、余計に激しく聞こえてしまっている状態です。
耳鳴りの原因は、耳の病気や脳の障害・自律神経の乱れなどさまざまですが、原因がわからない耳鳴りも少なくありません。
耳鳴りの原因は西洋医学では解明できていませんが、おそらく自律神経失調症による、血流障害(血液の流れが悪くなること)が原因だと考えます。
強いストレスを受けると自律神経が乱れ、時差ボケのような状態になって耳鳴りが起きやすくなります。
ですので、疲労や寝不足、生活習慣の乱れも悪影響を及ぼします。
耳鳴りも
疲れや寝不足、あるいは体調を崩したときの耳鳴りは、そうした原因が解消し、症状が消えれば問題はないですが
問題は耳鳴りの不快な症状が2週間以上続いたり、難聴や、めまいを伴ったときです。
この場合は、直ちに医師の診察を受け、適切な治療を受ける必要があります。
耳鳴りも早期発見、早期治療が大切で、発症から2週間以内に治療することが大事です。
1か月以上が経ったら症状は慢性期に入り改善までに時間がかかります。
正直、耳鳴りを完全になくすのは現代の医療では不可能かもしれません。
実際、耳鳴りを訴える人のうち、3割の人の症状が改善されれば「画期的だ」といわれるくらい、耳鳴りは厄介な病気なのです。
病院に行っても医師からは「年のせいだから仕方ありませんね」「なんとか耳鳴りとうまく付き合ってください」などと言われ、あきらめている人がたくさんいます。
でも、対処法によっては、耳鳴りが気にならない程度に症状を軽減することは十分可能なのです。
なかでも身体の構造の問題が原因となり、耳鳴りがひどく聞こえてしまう場合があります。
身体の構造というのは耳鳴りの場合、頭蓋骨の歪みが原因となります。
なぜなら、頭蓋骨の一つである側頭骨の中に中耳や内耳があります。その内耳の中に音を感じる蝸牛や平衡感覚を感じる三半規管があるからです。
そのため、側頭骨がゆがむと、内耳の中にある蝸牛や三半規管は働きが狂ってしまうのです。
根気よく身体と向き合い緊張を緩め、脳の血流量が正常に戻っていくと
長く耳鳴りが続くような場合でも、徐々に気にならない程度まで症状を軽減していきます。
薬を飲んでいても良くならない、そんな状態が長く続いている場合は身体の構造面の問題を考える必要があります。
そんな場合は、是非当院にお任せください。