エナジー研究所

涙が緊張を解放する?!知られざる「第三の涙」とは!

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自律神経、飯田橋、ストレス、頭痛、不眠

人が涙を流すのも、自律神経の調節機能によって行われています。
そして涙には、高まった自律神経の働きを抑えてくれる働きがあるのです。

涙は主に、副交感神経の働きで分泌されますが、実は涙には3つの種類があります。

1つ目は、
眼球の表面を潤し、持続的に分泌されている「基礎分泌の涙」。
これはドライアイとも関連があります。

2つ目は「反応性の涙」。
目にゴミが入ったり、タマネギを切ったりして刺激を受けた時に防御反射的に流れます。

そして3つ目の涙が、
喜怒哀楽など心を揺さぶられる経験で、激しく脳が興奮したときに流れる「情動の涙」。
ヒトが一生の中で経験する号泣のすべてが「情動の涙」なのです。

スポーツや映画やドラマ、あるいは人の話に感動して涙をながすことがあると思います。
これは他者に対する「共感」がベースになっています。

この時に活発になっている脳の領域は、前頭前野です。
前頭前野は、意欲、集中、そして共感など、
人同士が関わりながら生活する上で重要な社会的機能を司る領域です。 ”共感脳”とも呼ばれていますね。

共感というのは自己の中に無意識に蓄積した記憶と共振すること、
たくさんの「経験」こそが、「共感」の源なのです。

「情動の涙」と自律神経の関連は
一般的に、自律神経が乱れたストレス状態というのは、
緊張を伴う交感神経からリラックス状態をもたらす副交感神経へのスイッチングができていない状態です。

しかし、”共感脳”が興奮するとその信号が脳幹に伝達され、覚醒状態にありながらも、交感神経から副交感神経へのスイッチングが行われます。
安静や睡眠などのリラックス行動で交感神経の緊張状態を緩める方法は、いわば”消極的なストレス緩和”。
号泣はむしろ激しい情動行動となりリラックスとは逆のものですが、にもかかわらず号泣すると不思議と気持ちが落ち着いたり、爽快な気分になります。
号泣という激しい行動を示しながらも、積極的に副交感神経を優位な状態にする。これこそが、人に備わる共感力と涙の恩恵なのです。

現代社会、
パソコンを凝視し、携帯電話を見つめる事が増え、人との丁寧な関りが疎かになってしまう事が多いかもしれません。
そんな時こそ、心を解放し相手に共感を示すひと手間を加えてみて、脳内を安らかにしていきましょう。

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